ダイナグライドカスタム⑤ エンジン↓

あらかじめオイルを抜き、キャブ、前後シリンダーの連結板などを外す。

トップカバーは簡単に外れる。後輪を回すか、クランク軸を回すかして、

ぞれぞれピストンを上死点に持って行き、ロッカーアームがバルブを

押していないことを確認し、ボルトを緩めロッカー部のブロックを外す。

ピストンの位置はプラグホールに鉛筆など棒状のものを突っ込んで目視した。

すると、シリンダーのスタッドナットがあらわれる。とくに左側は酷い状態だが、

無事に回すことができた。全部交換だが、結構するんだよね、これ。

4本のスタッドナットを順番に少しずつ回し、抜いていく。

案の定、何本かはスタッドボルトごと外れてきた。

OHVはカムが下にあり、その動きを伝達しているのがプッシュロッド。

そのプッシュロッドがロッカーアームを押して、ロッカーアームがバルブを押す。

カムチェーンのように内部で通しで連結されていないので、

パートごとにひょいひょいと分解していける。

空冷ドカもベルトを外せば似たようなもんだろうか。

ピストンヘッド。

3万キロ、燃費20km/L(キャブHSR42)。まだ地肌が見えている。

バルブ。まあこんなもんでしょう。

シリンダーを抜く。

ピストンが傷つかないよう、スタッドボルトにはチューブを被せる。

シリンダーのベースガスケット。

ボロボロと、破片がケース内に落ちてしまった。・・・まあよい。

ミッションとの連結ボルト2本を外す。

モーターマウント部(ダイナはラバーマウント)も2本。

これでクランクケースを下せる。

シリンダーまで外したので、重量的に気合いはいらない。

MOTORESTMUS

オートバイのこと。料理のこと。音楽のこと。

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