ダイナグライドカスタム⑪　クランクケース分割

リベットを削る。・・・なんでここネジじゃないの？

面倒くさいんだけど。

センサーが入ってます。

ちょっと無理矢理だったけど、カムを引っこ抜き。

こんな大きなエンジンに、細いカムが１本だけ。なんか意外（笑

先にリフターブロック（プッシュロッドの根本の部分）を外せばすんなり

カムも外せたんだけど、構造がよくわかってなかった。

このガスケットもくたびれてオイル滲んでいた。

オイルポンプを外す。

歯車みたいなものが収まっている本体側の外周が摩耗すると、

著しく油圧が下がるんだそうな。今回は大丈夫だった。

シャフトが通るオイルシールは交換しておいた。

ケースボルト。錆を落とせばまだ使える。

なかなか剥がれないが、ここは乱暴にしてはいけない。

なんとか分割。分解時に落ちたガスケットのカスを掃除するために開いたようなもん。

ケースとクランクの隙間、1mm以下！（汗

カム軸のベアリング交換。一時期、ニードルの少ないタイプでトラブルが

あった模様。本数の多い対策品を打ち込み。

クランク軸のシールも交換。

圧入はパイプのジョイントで。

カインズとか行くと、こういうピッタリしたものが見つかる。

ケースの合わせ面もオイル漏れ対象。パーマテックスの耐熱液ガスを使用。

このくらい、はみ出る量でｏｋ。