ダイナグライドカスタム⑯ エンジン搭載

走り回っていたいけれど、GWにここまではやっておかねば。

まずはピストンを付けないとね。

3万キロ以上走ったので、リングは新品。

ピストンピンは再使用。クリップはもちろん交換だけれど、これがやたら硬い。

影響ない部分とはいえ、ピストン本体に少し線傷を入れてしまった。

何度か使っている手法。アクリル板とタイラップを用意。

リングを覆う幅にカットしたアクリル板を巻きつける。

太いタイラップを巻きつける。

ギュッと締め付ける。

シリンダーを上から手でトントン、と叩いて入れていく。

リングが入ったら、アクリル板とタイラップを外す。

前後入りました。

持ち歩きに重くなるので、ヘッドはフレームに搭載してから付ける。

フレームに載せる。

フロントのラバーマウントと、ミッションとのジョイントボルト、

計4本を50Nmくらいで締める。

ヘッドを載せようとしたら・・なんとFRが逆かも知れない疑惑が!

苦渋の決断で、せっかくはめたシリンダーを外して確認することに。

結局・・・単純な勘違いで、最初のままで何ら問題はなかった(アホ

しかし、例のアクリル板は自宅に置いてきてしまった(車体は会社の倉庫)。

仕方ないので、指でリングを押さえてシリンダーを入れることにしたのだが、

これが少しのコツですんなり入ってしまった。なんだ、手で出来んのかよ!

ヘッドガスケットとともに、ダウエルピンのOリングを忘れずに。

メタルガスケットを使用する際には不要らしいが、今回はペーパーベースなので。

シリンダーナットはS&S社の新品。

軽く締めてクランクを回してセンター確認。新品リングのせいで抵抗が大きい。

シリンダー内面にはもちろん、組立用のグリスを塗っている。

馴染ませるため12Nmで締めて、さらに18Nmまでで止めていったん終了。

後日、本締め。

確認のため18Nmで締めたらマーキングし、そこから90度回す角度法。

締める順番は指定されているので、その通りに3~4段階に分けて少しずつ。

完了。

次にプッシュロッドカバーを装着。根本から中間、ヘッド側まで

ワッシャとリングが多く、またオイル漏れしやすい個所なので不備なきよう。

指先に力がいるが、両手を使えば工具はいらない。

ビッグツインらしくなってきた(嬉

MOTORESTMUS

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