ダイナのエンジンに熱を入れたかったので、わざわざ遠くにある
ディーラーまでパン・アメリカを見に行ったのだが、方向音痴のため
見つけられず、結局、地元のお店にお邪魔してきた。
第一印象は非常に大柄であるということ。しかしそれは最初だけ。
走ってしまえばごくごく普通に操れてしまう。3点の位置関係が良いので
短時間の試乗でも距離を稼げるオートバイであることがわかる。
何より興味を持ったのはこのライトまわり。
昔のイラストレーターが未来の想像図を描いたときのロボットのような
デザイン。あるいはキングジョー?!
下のフォグのようなものはシグナルランプだが、米国にはこれをフォグと
兼用するキットも出ているとのこと。
以前よりオートバイを降りるまでにもっと日本の風景を見ておきたいと
考えており、楽にずっと走っていられそうなアドベンチャーモデルが
気になっている。長距離といえば、20歳頃に青森へ行って以来、
せいぜい西は長野、北は宮城どまり。ずっと二輪とともにある人生と
言っても良い位なのに、非常に行動範囲が狭い。orz
昨年はV85TTも試乗し検討もしている。このモデルもシンプルで好印象
だったが、昨今の事情でモトグッチは他メーカーよりも新年式が入らず、
ずっとマットブラックを拝める日を待っていたのだが、さらに追い打ちを
かけるように扱う店も少なくなってきてしまった。
話を戻しRA1250だが、まずエンジンがガサガサうるさい。
空冷デスモ+乾式クラッチのM900に慣れている耳でもやかましい(笑
水冷DOHCでもパワーを出せばこのくらいのノイズは致し方なしということか。
しかし、走ってしまえば静か過ぎるエンジンよりも、どう扱えば良いか
何となくわかるので逆に好感が持てる。
ポジションも良好(身長172cm)。どんなモデルでもハンドル形状に
慣れるには少しだけ時間が要るものだが、最初に跨った瞬間から違和感がない。
タンク周りは先のV85TTにも似た造りをしている。
左右ともスイッチ多すぎ。。出力モードは4種類あるのだが、
すべてアクセルの開け始めにがさつな印象を覚える。
以前クルマのアメ車の新車を買ったときにも似たような印象を受けたが、
そういうもんだと思えば不満に感じることはない(ドンと来い、ってことね)。
スポーツモ-ドはとてもパワフルで、滅多に全開はできないものの
コースではとても楽しめそう。このエンジンを使ったスポーツモデルが
出るなら(十分ありそう)、ツイン愛好家としてはそちらの方が興味ある。
カラー液晶は大きくて見やすい。
逆に日本車の方がアルファベット表記ばかりなので妙な気分だ(笑
見た目の所有感も満たされるし、試乗で車体もすっかり気に入ってしまったが、
欲しいと思うのはタンクに「HD」ロゴの入ったSTDの方。
・電サス、壊れたら自分じゃ無理。
・タイヤを手組みするならキャスト。
・足ついてる時間なんてわずかだから車高調不要。
・アメ車の電装は少ない方が・・。
・お高い。
悩ましいところだが、もう少し情報が揃うのを待ちたい。
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