10年ほど前。画像は仕上げ後だが、このニンジャ、実はヤフオクでたったの18万円だった。
今では100万円以上も当たり前のようだが、少し前はそんなもん。物の価値というものはどうなるかわからないものですな。クルマも旧い国産スポーツが北米で火がついて数千万円とか。
引き上げ直後。外観は仕上げ前と大差なくキレイだったが、ミッションに異常ありで修理が面倒なので放出されたものだった(もちろんそんな記載はなかったが・笑)。
ハンドル周りは武骨でとても男らしく、忍者っぽい?走行中もこのメーターを見るのがお気に入りだった。現在の多くはデジタル表示で、さすがに慣れてきたものの今だに好きにはなれない。
エンジンはフルオーバーホールに近いことを実施したが、パーツは中古ギアやケース、キャブ、ガスケット類まで含め全部で10万円ほどで揃ったと記憶している。純正部品も今より安かった。加えて劣化した箇所をとことん手を入れて、トータル額はそれなりに。自分でやったので工賃はかかっていない。ノーマルを見ないニンジャなので、あえてノーマルにこだわって仕上げたが・・・
走ってみると鈍重で、正直、どこを走ってもあまり面白くなかった。ほぼ全てのオーナーが何かしらいじっている理由がわかった。でも格好良さがすべてをカバーしてくれるので所有感は高かった。
ニンジャの整備と並行して同様にSRX-6もお安く入手、他に本ブログにない機種もたくさん完調にしては売却してきた。利益を得たことは一度もないが(それどころか大赤字)、目的は商売ではなく乗りたいと思ったモデルに乗ることなので満足している。まあ、変な趣味だとよく言われる。
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