走っていたら急にクラッチが滑って前に進まない。2速5千回転で20km/h。
レバーがパンパンだったので、とりあえずマスターを分解。
ピストンを分離したらスプリング折れ。雨水が入って腐食。放置はダメ。
クラッチ滑りの原因は、左のリターン穴が錆びカスで完全にふさがっていたこと。
戻るはずのフルードの行き場がなくなり、ホース内にたまって半クラ状態に。
しばらくは、折れたスプリングもそのままに組みなおして使用。
後日e-bayでマスターキットを落札。ブレンボはキャリパーシール含め、
日本でもリビルドキットを設定するべきである。いちいち本体ごと買ってられぬ。
ブーツを固定するリングを圧入することで、中身をシリンダー内にとどめておく構造。
右はじは肉厚の薄い14mmのソケット。これがピッタリとはまったので、
ハンマーで叩いて圧入。
フルードをこぼさないよう注意を払いつつ、あらゆる角度に傾けてレバーを
小刻みに動かす。これでエアフリーボルトを買うまでもなく、たいていは抜ける。
クラッチの切れも戻りレバーも滑らか。しっかり感が違う。・・・キャップ塗るの忘れた。
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