750SS エンジン復調⑫ ヘッド組み立て

お店でシムがたくさん入ったキットを見せてもらい、合いそうなシムを測定し

持ち帰る。適合するものだけを購入すれば良いと、店長のありがたいお言葉(涙

(部品注文して買い取ると、シムだけで何万円かかるだろうか)。

組んでみると案の定、最初の測定値からはまた異なる結果に。

3回くらい試して、やっと妥協してもよいクリアランスが得られた。

帯に短しタスキに長しなオープン側シムがひとつ。やりたくなかったが、

あまり力を入れないで少し削る(念のためオイルストーンは新品)。

もともといい加減な設計みたいだし、まあいいだろう(笑

いったん、すべて外し本組みに入る。

シャフトやカム山など、摺動部にはすべて組み立て用グリスを塗る。

まずはスプリングを付けてクローズ側アームをセット。

スプリングの張力が邪魔でシャフトが動かしにくいが、

調整ワッシャを入れるのも、やってみるとさほど難しくはない。

吸気、排気側とも装着。

次にバルブを通し、クローズ側シムを入れたらコッターリングをはめる。

長いマイナスドライバーなどで、アームのカムに当たる面の裏側を

押し上げている間にはめてやればよい。

カムを入れる前に、ここにワッシャが入るので忘れずに。

(忘備録なので細かく記載してます)

カム装着。奥までしっかり押し込むこと。

オープン側シムを被せる。

オープンロッカーをシャフトに通す。

シムを押すアームのセンターがズレてる?

ここはどうしても合わないのだよ。ぞーさん時代クオリティ・・・orz

あ゛!!

ステムシールを忘れたぜ、やり直しだチクショーめ!

排気側はなぜかグリーン。バルブステムの径は全部同じだったが。。。

汚れ具合を見るため?熱に強い材質?

ステムシールを入れ、バルブを通したまでは良かったが、確認のために

再度バルブを抜こうとしたらバルブステムのコッターリング溝にシールが

引っ掛かり、ご覧の有様。思ったよりもろいので注意。

もう1セット注文となってしまった。orz

カムベアリングシールも新品。

本来はベアリングも交換だろうが問題なさそうなのでそのまま。

ちなみにベアリングにはエンジンオイルを差しておく。

カバーがいまいち引っ掛かるので、ゴムを削る。

ひび割れて完全に分割されていたので、ここが新品になってうれしい。

また、意外にもこのパーツは高くない。

カバー類は仮締めとし、プーリーナットは新品に。こんな感じでヘッドは完成。

画像のプーリー奥のベルトワッシャは向きが逆である(笑

MOTORESTMUS

オートバイのこと。料理のこと。音楽のこと。

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