お店でシムがたくさん入ったキットを見せてもらい、合いそうなシムを測定し
持ち帰る。適合するものだけを購入すれば良いと、店長のありがたいお言葉(涙
(部品注文して買い取ると、シムだけで何万円かかるだろうか)。
組んでみると案の定、最初の測定値からはまた異なる結果に。
3回くらい試して、やっと妥協してもよいクリアランスが得られた。
帯に短しタスキに長しなオープン側シムがひとつ。やりたくなかったが、
あまり力を入れないで少し削る(念のためオイルストーンは新品)。
もともといい加減な設計みたいだし、まあいいだろう(笑
いったん、すべて外し本組みに入る。
シャフトやカム山など、摺動部にはすべて組み立て用グリスを塗る。
まずはスプリングを付けてクローズ側アームをセット。
スプリングの張力が邪魔でシャフトが動かしにくいが、
調整ワッシャを入れるのも、やってみるとさほど難しくはない。
吸気、排気側とも装着。
次にバルブを通し、クローズ側シムを入れたらコッターリングをはめる。
長いマイナスドライバーなどで、アームのカムに当たる面の裏側を
押し上げている間にはめてやればよい。
カムを入れる前に、ここにワッシャが入るので忘れずに。
(忘備録なので細かく記載してます)
カム装着。奥までしっかり押し込むこと。
オープン側シムを被せる。
オープンロッカーをシャフトに通す。
シムを押すアームのセンターがズレてる?
ここはどうしても合わないのだよ。ぞーさん時代クオリティ・・・orz
あ゛!!
ステムシールを忘れたぜ、やり直しだチクショーめ!
排気側はなぜかグリーン。バルブステムの径は全部同じだったが。。。
汚れ具合を見るため?熱に強い材質?
ステムシールを入れ、バルブを通したまでは良かったが、確認のために
再度バルブを抜こうとしたらバルブステムのコッターリング溝にシールが
引っ掛かり、ご覧の有様。思ったよりもろいので注意。
もう1セット注文となってしまった。orz
カムベアリングシールも新品。
本来はベアリングも交換だろうが問題なさそうなのでそのまま。
ちなみにベアリングにはエンジンオイルを差しておく。
カバーがいまいち引っ掛かるので、ゴムを削る。
ひび割れて完全に分割されていたので、ここが新品になってうれしい。
また、意外にもこのパーツは高くない。
カバー類は仮締めとし、プーリーナットは新品に。こんな感じでヘッドは完成。
画像のプーリー奥のベルトワッシャは向きが逆である(笑
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