注文していたシールが届いたので、やっとカバーが装着できる。
待っていたシールは、シフトシャフト用のそれ。
シリコングリスを付けておく。
圧入時、このモデルのシールやベアリングは、他と比較するとずいぶんきつい。
クランク位置のチェック窓がまったく見えなかったので、ここも掃除。
ケミカルでは落ちなかったので、細いマイナスドライバー等で削ったが、
傷つくこともなくきれいになった。こういう小さなことが妙に嬉しかったりする(笑
カバーを閉じる前に、分解洗浄済みのセルモーターを装着。
左上に1本、スターターギアの穴から1本、カバーの外にも1本。
たった3本だが、モーターを脱着する整備の場合、非常に面倒臭い。
シャフトを保持するベアリングが外れてしまったため、これを圧入するのだが・・
ソケットを当てて叩いてみたが、きつくて入らない。大きな力で叩くと
歪んでベアリングの役目がなくなるので、例によって熱でなんとかする。
側を十分に暖めたら、冷凍庫に冷やしておいたベアリングを入れる。
丁度良い大きさの27mmのソケットで叩いてみると、すんなり入ってくれた。
この750SSのカバーは液ガスを塗るタイプ。
同世代のSSでも、ペーパーガスケットを用いる年式もあるようだ。
手持ちの液ガスはパーマテックスの青色で、はみ出すと目立つので、
定番の使い切り(デイトナ白)を買ってきた。耐熱温度は250℃で十分。
速乾は素人には使いづらいので、硬化の遅いタイプを。
何より「簡単にはがせる」という文句につられた。
(すでにこの段階で、また開けそうな予感が・・・)
次回、ヘッドを乗せてエンジンはほぼ完成。
そのうち総括するけど、しかしやたら金かかってますな・・・orz
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