750SS エンジン復調⑬ ジェネレーターカバー

注文していたシールが届いたので、やっとカバーが装着できる。

待っていたシールは、シフトシャフト用のそれ。

シリコングリスを付けておく。

圧入時、このモデルのシールやベアリングは、他と比較するとずいぶんきつい。

クランク位置のチェック窓がまったく見えなかったので、ここも掃除。

ケミカルでは落ちなかったので、細いマイナスドライバー等で削ったが、

傷つくこともなくきれいになった。こういう小さなことが妙に嬉しかったりする(笑

カバーを閉じる前に、分解洗浄済みのセルモーターを装着。

左上に1本、スターターギアの穴から1本、カバーの外にも1本。

たった3本だが、モーターを脱着する整備の場合、非常に面倒臭い。

シャフトを保持するベアリングが外れてしまったため、これを圧入するのだが・・

ソケットを当てて叩いてみたが、きつくて入らない。大きな力で叩くと

歪んでベアリングの役目がなくなるので、例によって熱でなんとかする。

側を十分に暖めたら、冷凍庫に冷やしておいたベアリングを入れる。

丁度良い大きさの27mmのソケットで叩いてみると、すんなり入ってくれた。

この750SSのカバーは液ガスを塗るタイプ。

同世代のSSでも、ペーパーガスケットを用いる年式もあるようだ。

手持ちの液ガスはパーマテックスの青色で、はみ出すと目立つので、

定番の使い切り(デイトナ白)を買ってきた。耐熱温度は250℃で十分。

速乾は素人には使いづらいので、硬化の遅いタイプを。

何より「簡単にはがせる」という文句につられた。

(すでにこの段階で、また開けそうな予感が・・・)

次回、ヘッドを乗せてエンジンはほぼ完成。

そのうち総括するけど、しかしやたら金かかってますな・・・orz

MOTORESTMUS

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