750SS エンジン復調⑭ ヘッド搭載

こんなに刻む必要もないんだけど、まあヒマなので(笑

素人ゆえ、破損させてしまったバルブステムシール。

ようやく来たのでRヘッド組み立て。

プーリーの回り止めは、DUCATI純正を拝借。とても助かりました、店長。

ヘッドのプーリーナットは70Nm前後(ミッション側は60Nm前後)。

取り寄せた純正ナットは材質変更でなんだか安っぽく見える。

微妙にピッチを締めロックしているのか、締め込むと削りカスが出る。

再使用はできないようだ。

さすが純正工具のピンはしっかりしている。

ネットショップで売ってる赤いヤツは驚異的な役立たずだった。

工具は値段で選んではいけないな(そんなに安くもなかったが・・)

なんとかヘッドは完成。

プーリーを回してバルブを開閉してみて、スムーズ過ぎる場合はシムの

クリアランスが広すぎるのではと心配してしまう。逆にわずかでも詰めすぎると、

今度は引っ掛かかってカジリや破損の可能性を疑う。

この辺が経験というやつだ。

果たしてこいつは大丈夫なんだろうか・・?

ヘッド搭載前に、シリンダーベースガスケットに薄く液ガスを塗っておく。

シリンダーとヘッドの合わせ面にガスケットはない。

ただ、Oリングがそれぞれ2個と3個入るので、液ガスを接着剤代わりにして

ずれないよう注意して載せる。

スタッドナットは新品。薄くグリスを塗っておく。

特殊レンチをまっすぐの位置にして、トルクレンチで段階的に締めこむ。

規定外だが最初に20Nmで締め時間をおいて馴染ませ、あらためて30Nm、

最終的に40Nmとした。

このセットで回してもさほど正確ではないが、良きに計らえ。

オイルドレンまわりもパーツ待ちしていたのだが、

ワッシャなどは10枚単位でしか買えないので無駄に金がかかる。

外さなくてもよいプラグを外してしまった。

ロック剤のため固く、またアルミ製なので無理に回したせいでネジ山が破損。

これも純正をオーダー。

新しい方はスチールで六角で回せるようになっている(旧はマイナス溝)。

こちらにはワッシャはないので、液ガスを塗って締めこむ。

すっかり完成した気でいたのだが、肝心のベルトがまだだった。

一応、来月にはエンジン始動させる予定。

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