どちらかといえば、載せるのはフレームの方なんだけど。
まずはエンジンをジャッキに載せて、適度に上げておく。
次にスイングアームのシャフトを通す。
シャフトはサンドペーパーで錆を落とし、粘度の高い高級グリスを塗っておいた。
もちろん、エンジン側左右にあるベアリングのグリスも入れ替え。
スイングアームのシャフトは、この車体の場合、左に厚ワッシャが一枚、
右には厚と薄の2枚が入っていた。
ヘッドもそうだが、必ず分解時にメモしておかないと後でとても困る。
あっ!
チェーンを通し忘れた。。orz
右側2枚のワッシャがなかなか通らないので面倒くさいのに!
次にフレームを上からかぶせ、まず後側の貫通マウントボルトを仮止め。
ボルトにはスペーサーが入るのだが、進行方向右側のみに入る。
前側のマウントボルトも右のみ。
ジャッキを上下させて、前側のマウント穴を合わせる。
前側は貫通ではなく、左右留め。全部でたった3本を留めて完了。
締め付けは40~44Nm。
マウントボルトも結構サビており、純正を注文しておけばよかった。
他の車種もそうだが、あんなに重いクランクが1万回転とかで回っている
モーターを、よくこの細いボルトが支えているものだと思う。
スプリングワッシャは、ただのワッシャになっていたので手持ちと交換。
エンジンを搭載したら、再度、ジャッキでエンジンを持ち上げていく。
すると、フレームとスイングアーム間が広がるので、微調整しながらリアサスを装着。
他に誰かいれば、ひょいと持ち上げて貰うだけなのだが、
お店に持ち込む作業以外はすべて一人で行っているので、面倒も多い。
マウントボルトの締め付けは34~37Nm。
各ボルトの本締めの前にグイグイ押して、サスの動きを確認。
忘れないうちにフィルターを装着。ゴミが入るからね。
続いてチェーン。
保管中にサビてしまったが、掃除は仕上げ時に。
ドライブスプロケットのロックワッシャは、厚さが半分にまで減っていた。
定期交換部品だね。
長く湿度の高い場所に放置していたため、摺動部にサビが!
指先の感触でツルツルするまで慣らしたが、元々こういう状態で、
たまたまオイル漏れはなかったものの、本来は交換ですな。
マフラー装着しようとしたところで、雨が降ってきたので切り上げ。
あと2回くらいで終わるかな?
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