750SS エンジン復調⑯ エンジン搭載

どちらかといえば、載せるのはフレームの方なんだけど。

まずはエンジンをジャッキに載せて、適度に上げておく。

次にスイングアームのシャフトを通す。

シャフトはサンドペーパーで錆を落とし、粘度の高い高級グリスを塗っておいた。

もちろん、エンジン側左右にあるベアリングのグリスも入れ替え。

スイングアームのシャフトは、この車体の場合、左に厚ワッシャが一枚、

右には厚と薄の2枚が入っていた。

ヘッドもそうだが、必ず分解時にメモしておかないと後でとても困る。

あっ!

チェーンを通し忘れた。。orz

右側2枚のワッシャがなかなか通らないので面倒くさいのに!

次にフレームを上からかぶせ、まず後側の貫通マウントボルトを仮止め。

ボルトにはスペーサーが入るのだが、進行方向右側のみに入る。

前側のマウントボルトも右のみ。

ジャッキを上下させて、前側のマウント穴を合わせる。

前側は貫通ではなく、左右留め。全部でたった3本を留めて完了。

締め付けは40~44Nm。

マウントボルトも結構サビており、純正を注文しておけばよかった。

他の車種もそうだが、あんなに重いクランクが1万回転とかで回っている

モーターを、よくこの細いボルトが支えているものだと思う。

スプリングワッシャは、ただのワッシャになっていたので手持ちと交換。

エンジンを搭載したら、再度、ジャッキでエンジンを持ち上げていく。

すると、フレームとスイングアーム間が広がるので、微調整しながらリアサスを装着。

他に誰かいれば、ひょいと持ち上げて貰うだけなのだが、

お店に持ち込む作業以外はすべて一人で行っているので、面倒も多い。

マウントボルトの締め付けは34~37Nm。

各ボルトの本締めの前にグイグイ押して、サスの動きを確認。

忘れないうちにフィルターを装着。ゴミが入るからね。

続いてチェーン。

保管中にサビてしまったが、掃除は仕上げ時に。

ドライブスプロケットのロックワッシャは、厚さが半分にまで減っていた。

定期交換部品だね。

長く湿度の高い場所に放置していたため、摺動部にサビが!

指先の感触でツルツルするまで慣らしたが、元々こういう状態で、

たまたまオイル漏れはなかったものの、本来は交換ですな。

マフラー装着しようとしたところで、雨が降ってきたので切り上げ。

あと2回くらいで終わるかな?

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