すでにサイレンサーは外してあるので、その続きから。
なかなか黒いオイルが出てきた。オイルタンクのほか、オイルフィルター右横のプラグ(ちなみにこのプラグには最初からガスケットの設定はない)からケース下部のオイルも抜く。マグネットに付いた鉄カスは多めだが気になるものはない。抜いたオイル量が多すぎるので調べたらフィルター交換時で3.9Lとのこと。
ずいぶんドロっとしたクーラントが出てきた。薄めるタイプをそのまま?この後ラジエターも外したのだが、分割ラジエターはやや面倒くさい。
タンクは燃料と配線のカプラに加え、もう一本の燃料ホースを外せばフリーになる。
外装は塗装に出すのでポンプも外しておく。
ミスター3な樹脂タンク。錆が出ないのは良いがずいぶん雑だな(笑
チョークケーブルが破損しているが、すでにワイヤーは3本とも入手済。
やはりヘッドカバーからの漏れが酷い。ガスケットが潰れきってるのかエキパイもグラグラ。調べたら純正エキパイガスケットは終了。ATHENA(アテナ)製はある。
リアシリンダーのエキパイ部が狭い。すっきりやるにはスイングアームを外したいところ。それにしても、こんな手の入れづらい箇所までしっかりワイヤリングしてあることから、やはりレース出走車だったのだろう。
フレキシブルにして何とかナットにアクセス可能。
リアカバーもオイル漏れ。。。
汚れものはさっさと洗って保管しておく。
再塗装はちょっと・・いや、かなり金かかりそうな気配。コンプレッサーやらブラシやら揃えても自分で塗った方が安いと思うが、腕が無ければすべて無駄。ちなみに自分は板金・補修はさっぱりダメ。グラフィックのステッカーもまともに貼れんだろう。
造形の美しいフレームだね。鉄パイプばかりいじってたから、えらく斬新に思える。意外とここまで分解するのは簡単で、何かあればエンジン降ろしての整備もやぶさかではない。
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