750SS 実はまだ続いていた?

リアシリンダーのプラグが、だいぶマシになったとはいえまだ煤けているので、

セカイモンでキャブのリビルドキットを手配。ミクニではなく台湾製の社外品。

Oリングはミクニ製かも知れんが。

欲しかったのは、メインノズルとニードル。

これが摩耗するとスロットルバルブを閉じていても隙間からガスが吸い出され、

常に濃い状態になり、スローをいくら調整してもプラグが煤けてくる。

以前の経験からここを疑ったわけである。

ちなみに純正はこの1セットで7千円ほどだが、上のセットは一台分(2キット)

で9千円。手数料、国際国内送料込み。

キャブの脱着は何度も繰り返しているうちに、ずいぶん手際が良くなった。

もはや面倒くさいとも思わなくなった、というのは言い過ぎか。

各パーツを比較してみる。右が純正。

これはスロージェットだが形状が違う。

メインノズル(ニードルジェット)の穴も加工がなされていない。

フロートバルブは先端の円錐部の太さが違う(左が純正)。

理屈的におかしなことがあるとも思えないが、予測外のトラブルが起きても

イヤなので、ここは目的であるニードルとメインノズルの交換にとどめる。

漏れと油面の確認。ドレンから排出されるガソリン量が同じかどうかの確認。

せっかくキャブを取ったので、組み立てたヘッドの様子を確認。

再使用しているスプリングも大丈夫そうだ。

これが折れるとエンジンがかかりにくくなる。

すぐに始動。走ってプラグの燃焼状態が良ければ成功なのだが。

これで改善の兆しがなければ、お手上げ。あとはキャブ丸ごと交換しかない。

SV650Xの加入で、しばらくディスプレイされるだけになってしまったが

すぐにでも始動できる状態にはしておく。走行会に持って行っても面白いかな?

それにしても、こいつにかかった金額に少し足せばSV650Xが買えたと思うと、

すごい罰ゲームに参加したもんだ。しかもまだ続く気配濃厚だし(笑

MOTORESTMUS

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