予定していた最後の整備項目に着手。ずいぶん引っ張ってしまった。
プラグを抜いてギアを5速に、後輪を回してプーリーの位置合わせ。
合わせ位置は見ればわかるようになっている。細かいことは考えず
3ヶ所が合っていればよし。
テンショナーを外せばベルトも外れる。シングルカムはとても簡単。
変な形のガイドロ-ラーの頭は、モンキーで挟み・・・
そのモンキーをモンキーで回す。やや力が要るけど、意外と簡単に外れた。
固着気味の場合は叩いたり、ひとっ走りして熱入れするといいかも。
小さめのベアリングだけれど、1個6千円もする。
さすがにこの形状は専門店にもないだろう、ということで純正手配。
新しいものは通常の六角ボルト(10mm)。
テンショナーの方は汎用サイズのベアリングがダブルで圧入してあるだけ。
バイクが来た直後はベルトとの摺動面がサビており、掃除はしたものの
凹凸は残ったまま。しかし、運転しているうちに滑らかになったもよう。
そのぶん、ベルトにダメージを与えていたということです。
クリップを外し潤滑剤を吹いたら、ベアリング間にセパレーターを
無理やり滑り込ませ、軸に適当な棒を当ててハンマーで叩き落とす。
台座はバーベル(笑
ガンガン叩かないと落ちなかったので、ご近所さんに少し迷惑だったかな。
冷凍室に放り込んでおいた軸側を手早く叩き、新しいベアリングに圧入。
破損しやすいのでベアリングを叩いてはいけない。いや、そもそも
叩いてはいけないのだが、作業としては簡単なので不具合が出たら
今度はプレスする方法を考えるとしよう。
ずっと回転の渋さが気になっていたので、これで気分もスッキリ。
あとは元通りに組み付けるだけ。後輪を回して3か所のプーリーの位置が
合うか確認。テンションは手感覚。冷間時は、ほんの気持ち緩めに。
熱が入ればシリンダーも膨張。回転軸の大きなストレスは避けたい。
消耗品の純正パーツはこちらを利用しています。
2コメント
2016.04.22 16:17
2016.04.16 11:51