750SS エンジン復調⑱ クラッチのエア抜き

これがとても面倒臭い。

まず、マスターをハンドルから外しホース内のエアが上がってくるように持ち上げる。

このマスターには、スターターレバーが2本のビスで止められているのだが、

これを外すのにいまいち適正な工具がないため、脱着がとても手間である。

フルードを入れ、エアが抜けやすいよう傾けながらレバーを小刻みに引くと

ブクブクと抜けてくるのだが、エアが出なくなってもレバーはスカスカ。

その状態のまま、とりあえずマスターに蓋をし、ハンドルに仮固定。

再度、蓋をとり通常のクラッチ側のエア抜き作業を行いフルードを通す。

ずっとスカスカなのは、バンジョー部のエアが抜けない特有の症状のため。

作業としては、瞬間的にバンジョーボルトを緩めてレバーを勢いよく引き、

エアを追い出したらすぐにボルトを締める、という技が必要になる。

それを見越して、画像のようにエアフリーボルトを装着したこともあったのだが、

これが役立たずで、エアが抜けないばかりか、そこからフルードが漏れてくる始末。

結局、通常の鉄製ボルトに交換し上記の作業をおこなった(笑

仕上げにクラッチ側からのエア抜き確認と、最後に、車体を右に大きく傾け

ハンドルを右に切り、レバーを引いてわずかに残ったマスター内のエアを

リザーバー内に排出し、やっと終了となった。判断はレバーの手応えで。

負圧装置があれば簡単にできる作業なのかも知れないが、そっちはよくわからん。

マニホールドを装着。

とりあえず、装着できる部品は付けておく。

注文したスロットルケーブルが来ないと先に進めず・・orz

買い主候補が来たのだが、

今の今まで付いていたブレーキランプが点かなくなるトラブル発生。

また余計な・・・いや、事前に修理できて良かったと思えばよいか?!

MOTORESTMUS

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