RSV mille 2001⑧ フォークシール交換

毎度のパイプハンガー。懸垂がたった1回もできなくなった・・・orz

ベルトにかかるテンションがとてもきついので、念のため下からも支える。

タイヤとフォークを外す。60度Vはツインとは思えないほど前後が短いね。

外してみたら、なんとSHOWA!(タイヤ交換時は気づかず。てっきりザックスか何かだと思い込んでいた)。予習した成果が期待できる。

ここまでは同じ。

例の即席工具だが、まずは穴にボルトを引っ掛け、

連結ボルトにタイダウンベルトを掛ける。

下は鉄パイプを通し、ベルトの長さを調節(ここが肝心)。

踏んで押し下げる。

ナットが見えたらキャップ側の17mmとダンパーロッド側の14mmのナットにスパナをかけて緩める。押し下げた状態で行っても良いのだが、カラーの縁をストッパーとしてロッド側のナットを乗せることでも作業可能。

トップキャップを外すと、戻り側ダンパーの調整ニードルが一体となっている。ここがまず予習(S4)フォークと違う点。圧側もフォークのボトムではなく、ボトムケースサイドにある。

さらにカラーが2つ入っており、短い方はスプリングの下に入っていた。S4とは同じ年式なのに結構、仕様が違うのが面白い。これらが特性にどう違いをもたらすのかというと・・・知らん。

インナーを引き抜いたら新しいシールに交換(向きに注意)。シールが痛まないようビニール等で保護するのを忘れずに。今回、ダンパーロッドは外さなかった。ボトムの銅ワッシャーのサイズがわからないし、オイルも灰色ではなかったので、まあ良いかと。

各部をキレイに洗浄したら組付け。仕方ないので今さらだがオイルシールのインストーラーを購入。ドカのフォークも根こそぎやってやろうかね。

ちなみにシールはアリート製。幅広いラインナップでしかも安い。と言うより欧州車は純正パーツが何でも高すぎる。

装着には付属のグリスを塗布。

外す際、スライドブッシュに少し傷が入ってしまったので、オイルストン等で軽く均す。

オイルは#10。在庫処分にちょうど良い。#15は使わずとも足りた。

風が出てきたので玄関に移動。ボールに開けてみたが、同じもののようだ。

ミレのフォークは520cc、油面118mmとのこと。

アウターを伸縮したらダンパーロッドもつまんでゆっくりとストロークさせる(勢いよくやるとオイルが噴射する。アウターも限界まで伸ばすとオイルが出てしまうので注意)。空気の音がしなくなったらしばらく放置。今回は1.5時間ほど置き、その間ステムのグリス入れ替えを行った。

インナーパーツを入れる前に油面調整。一応律儀に118mmに合わせた。

20ccほど抜けた。完全分解しなかったので、残ったオイルがこのくらいあったということなら良いが、油面が間違っていたらイタイ(笑

短いカラー、ワッシャー、スプリングを入れたらロッドに針金を巻く(すぐ取れる程度)。

上のカラーを通したら、ロッドが下がらないよう針金を縁に引っ掛ける。

分解時と同様、カラーを引き下げ、手短かにキャップとロッドを接続する。その後、キャップをアウターにねじ込んで完了。

何度もストロークさせ、漏れがないか確認。終わってみれば正立とあまり変わらんかな。

他の作業も含め、午前から夕方までみっちりかかってしまった。オイル漏れといえばヘッドカバーもある。まだまだ続く。

MOTORESTMUS

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